ヨーロッパで暮らす

ヨーロッパで暮らしているmimiが、フランスとドイツを中心に、ヨーロッパでの生活、年中行事やニュースなどをお届けします。

ヨーロッパをもっと知りたい方に。

今までとちがう、ヨーロッパ式ライフスタイル提案。

2018年12月

みなさん、明けましておめでとうございます。

それぞれによいお正月を迎えられたことと思います。

お礼参りや除夜の鐘、初詣、初日の出、普段会えない家族とお節料理やごちそうを食べたり、友人と会ったり、という日本のお正月が懐かしいです。

私も、花火の音と光に囲まれ、おかげさまで無事に新年を迎えることができました。

今年も「ヨーロッパで暮らす」、がんばって更新していきますので、どうぞお付き合いお願いします。

さて、今日は、日本ではあまり知られていない、新年のヨーロッパの行事をお伝えしたいと思います。


エピファニー(公現祭)って何?

camels-897658_1280

みなさんは、公現祭を知っていますか?

英語で「Epiphany(エピファニー)」と呼ばれる公現祭は、東方三賢者(東方三博士ともいう)の訪問を受けた、幼子メシア(キリストのこと)を称えるための、キリスト教のお祭りです。

公現祭は1月6日に祝われるのですが、その日は現在は祝日ではありません。

もともと「エピファニー」は「光の祭典」として、キリスト教徒にとっては「異教徒」たちのクリスマスに当たるものの、12日周期の1サイクルとして始まったと言われています。

日本人にはピンとこないかもしれませんが、この「12」という数字は、キリスト教だけでなく、様々な宗教で特別な数字とされていています。

みなさんもイエスの弟子たちが12人だったと言われていることはご存知でしょう。

他にも例をあげれば「ギリシャ神話のオリンポス12神」や、「イスラエルの部族」などがあります。

そのほかにも「12時間」「12か月」など「12」を使ったものは、実は私たちの身近にたくさんあるのです。

12月22日は冬至の日。

この日は一年で一番日の短い日、夜の一番長い日でもあります。

つまり、この日を境に「昼が長くなっていく」、「再生への始まり」、「すべての起源」、という意味です。

そして、その日から12日後が1月6日というわけです。

その日にお祝いをする時に食べるものが、太陽を象徴するもの、というわけです。

今回は、宗教的観点からではなく、伝統行事として、一般の人にとってのエピファニーのお祝いについて書いてみたいと思います。


ガレット・デ・ロワ

galette-des-rois-595465_1280
フランスやベルギーではお正月が明けると、パン屋さんやお菓子屋さんにはガレット・デ・ロワ(galette des rois)がウインドウやショーケースに並びます。

多くは上に紙製の冠が。一体何に使うのでしょう?

大きなパイ生地(地方によって違う場合もあるようです)の中身はアーモンドプードルのペースト。

その中にはフェーヴ(そら豆)と呼ばれる、陶器で作った小さな人形が入っています。


昔は、本物のそら豆が入っていたようですが、今では色々な形の人形です。

最近では、スーパーなどで売っている物の中には、プラスチック製フェーブもあるようです。

中には、色々なフェーブをコレクションしている人も。

以前は、家族が一堂に会し公現祭の食事をするときに、ガレットを人数分より一つ多く切り分け、フェーブが当たった人は一年中幸せになれる、という伝統行事でした。

今では、目隠しをした人が、ガレットを切る人を指名し、人数分に切り分けます。

フェーブが当たった人が、女性なら王様を、男性なら女王様を選ぶことができます。

そして、その一日は、前述の王冠をかぶり、女王様、王様となるのです。

こんな習慣を、子供たちが喜ぶことは想像に難くありません。

また、学校や家庭だけでなく、大人たちも職場や友人たちと、ガレット・デ・ロワを、季節の風物詩として食べます。

ひそかに憧れていた女の子をお妃に選ぶ男の子や、冠をかぶって仕事をする姿を、微笑ましく思ってしまうのは私だけでしょうか。

太陽型の、神様たちのごちそう、ガレット・デ・ロワは、最近は日本でも買えるところもあるようですが、1月にフランスやベルギーに行ったら、是非一度は本場の味を試してみてください。

ただ、もちろん日本のものより甘いことは、覚悟して食べてくださいね。


その他の地域
dom-1726453_1280

地中海沿岸地域では、ブリオッシュ生地の王冠型のお菓子を食べるようです。

国や地域によって、デコレーションや形にバリエーションがあるようですが、起源や王冠型という特徴は共通なようです。

また、この地域の国では、幼子イエスに贈り物を持ってきた、東方三賢者になぞらえ、クリスマスのプレゼントをこの日(1月日)に渡す習慣があるようです。

例えば、スペインでは子供たちがクリスマスプレゼントをもらうのは、サンタクロースからではなく、東方三賢者からです。

そういえば、私もスペイン人の友人からは、確かに、年明けにクリスマスプレゼントをもらいました。

フランス北部フランドル地方からベルギー・オランダでは、東方三賢者に扮した子供たちの行列がある地域も。「ケルンの三賢者」とも呼ばれています。

そのため、ドイツのケルン大聖堂内には、東方三賢者のものとされる黄金の棺が飾られています。

もし、ケルンに行く機会があったら、是非見に行ってみてください。


ひょっとすると、他にも私の知らないエピファニーの習慣や食べ物があるかもしれません。

起源についても諸説があるかもしれません。

他にも、こんなのあるよ、というエピファニーのエピソードがあったら、是非教えてくださいね。


どうぞ、今年もよろしくお願いします。


ランキング参加してます。応援お願いします。
にほんブログ村
 
ヨーロッパ(海外生活・情報)ランキング

 


このエントリーをはてなブックマークに追加

クリスマスが明け、私の住んでいる街では、あちらこちらの広場にあったクリスマスマーケットがなくなりました。

それまでの華やかなイルミネーションとデコレーションが一気になくなった広場は、ガランとして、なんだか寂しくなりました。

それでも、お店や街中の通りや家々の飾りは、新年が明けるまで残っています。


今日は、ヨーロッパのお正月についてご紹介します。



日本のお正月とはどうちがうの?
new-years-eve-1905144_1280

ヨーロッパでお正月というと、家族で過ごすクリスマスと対照的に、友達などと過ごすことが多いのが特徴です。

なんだか日本と反対ですね。


反対といえば、雰囲気も正反対です。

日本の大晦日は除夜の鐘やお礼参りで厳かに過ごす、というのが習慣ですよね。

でもこちらでは、家族もしくは友人たちと年越しパーティーで、ごちそうを食べることが多いですね。

日本でも地域差はあるでしょうが、年越しそばで、わりと質素な日本とは正反対です。


もちろんこちらにも「真夜中のミサ」もありますが、「ヨーロッパのクリスマス」の項に書いた通り、日本の初詣ほど、誰しもがすることではありません。

お飾りや門松など、クリスマスが終わると日本では普通に目にすることのできる「お正月独特の装飾」も、ヨーロッパでは特にありません。

日本人にとってのクリスマスの飾りは、こちらではクリスマス限定ではなく、「クリスマスからお正月にかけて」のお祝いの飾りなのです。


お正月にびっくりしたこと
new-years-eve-1953253_1280

初めてヨーロッパのお正月を過ごしたのは、スペインでした。

街中の至る所に人があふれ、ホテルやレストランは夜通しパーティーをする人々でいっぱいでした。

もちろん、朝までずっと大騒ぎが続くので、眠ろうと思っても眠れませんでした。

若者からお年寄りまで、思いっきり着飾ってパーティーを楽しむ年越し。

つくづく文化の違いを実感しました。


あと、決定的に違うことは、こちらでは国を問わず、花火や爆竹で盛り上がることでしょうか。

静かな日本の年明けとは、全く違う雰囲気。

寒い時期の花火は日本人にとっては季節外れな感もありますが、こちらでは、新年と言えば花火。

外で花火をあげる若者たちは「明けましておめでとう!」と言いながら、まわりの知らない人ともハグやキスをすることも。

国によっては、かなり火薬の量の多いものでも、個人が使える打ち上げ花火も普通にスーパーなどで買えるため(他の国では危険なため禁止されています)、日本では信じられないぐらいの威力の花火を、そこかしこで打ち上げるのです。

もちろん、都市によっては地域が主催する花火大会もありますが、自分で打ち上げるほうが楽しいと思う人も多いようです。

なお、年明けを花火を見ながら年明けの乾杯をしたい、と思う人もいるかもしれませんが、国によっては公共の場でアルコールを飲むことは禁止されていることもあります。

花火にせよ、アルコールにせよ、出発前に各国の事情を調べて、まわりでしている人がいるから、と安易にまねすることはやめましょう。

くれぐれも、軽い気持ちでせっかくの楽しい旅行台無しにすることのないように。



おせち料理みたいなものはあるの?
la-boqueria-1684363_1280

伝統料理として、それぞれに意味のある食材を使った日本のおせち料理やお雑煮。

これを食べないと、お正月が来た気がしない、という方も多いのではないでしょうか。

色とりどりで見た目にも美しく、家庭や地方ごとにバラエティーに富んだお雑煮やおせちは、日本の文化遺産です。

それと比べると、私の知っている限りでは、ヨーロッパのお正月料理は、「これ!」といったものはなく、クリスマスとあまり変わらないお料理食べるようです。

ただ、どこの国も、クリスマスと同様に、普段は高級品としてあまり食べないフォアグラや、生ガキやオマール海老やホタテ貝などの魚介類が食卓に上ることが一般的なようです。

もちろん、シャンパンやスパークリングワインは欠かせません。

ちょっと変わり種は、ドイツのレンズ豆のスープでしょうか。

レンズ豆の形がコインに似ているから、元旦に食べると富をもたらす、と考えられているようです。

ちょっと日本のおせち料理のようですね。


ただ、実際にどれぐらいのドイツ人が、レンズ豆のスープをお正月に食べているのかはわかりませんが・・・。

デザートの一部として、アーモンドプードルで作ったマジパンのお菓子がよく食べられています。

スペイン、ポルトガル、イタリアやフランスなどでは、ドライフルーツののったものやフルーツの形をしたもので、かなり甘いですが、一口サイズです。

ドイツでは、ブタの形をしたマジパンのお菓子がありますが、こちらを一つ食べるのは、かなり勇気がいります。


元旦は?
smoked-salmon-2633680_1280

さて、お気づきでしょうが、ここまで書いてきたのは大晦日の晩から元旦の朝にかけての「年越し」のお話です。

日本でも年越しで元旦の朝は、寝坊をする人が多いように、こちらでも、一晩中躍り明かしたり飲み明かした人たちは、当然朝寝坊します。

それに「初日の出を見る」などという習慣もないので、遅いお昼ご飯に前日の残りを食べたり、もしくは別のごちそうを家族などの別の人たちと食べる、という、日本人としては、ちょっと物足りない新年のお祝いになります。

午後からはゆっくりくつろいだり、お天気が良ければ散歩に出かけたり。

もちろん、国や地方、人によって様々でしょうから、あくまで私の知っている範囲でのお話です。

国が違っても、やり方が違うだけで、新年のお祝いなことには変わりありません。

それぞれの国、それぞれの地方、そしてそれぞれの家庭で、色々なやり方で、みんな楽しく一年が過ごせるよう、伝統も守りつつも、自分らしく、それがヨーロピアンライフスタイルなのではないでしょうか。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

みなさんも、どうぞ良いお年をお迎えください。

来年もまた、応援してくださいね。


ランキング参加してます。応援お願いします。
にほんブログ村

ヨーロッパ(海外生活・情報)ランキング


更新通知がLINEに届きます。



このエントリーをはてなブックマークに追加

honey-1958464_1280

こんにちは、mimiです。

クリスマスも終わり、2018年も残すところあとわずかとなりました。

みなさん、年越しの準備はもうできていますか。

私は・・・まだです。


日曜日にお店が閉まってしまうヨーロッパでは、明日が最後の買い出しのチャンスというところも。


この時期、クリスマスの前から年明けまでクリスマスの長期休暇となる人も多く、お店も閉まってしまったりするのが、日本とちがうところです。

日本も寒波到来ということですが、ヨーロッパも寒い日が続きます。

急に冷え込んで、周りは風邪をひいている人も。みなさんも、風邪にはくれぐれも気を付けてくださいね。


今日は、風邪をひいた時にも役立つ、蜂蜜について書いてみようと思います。



幼い日の思い出
beehive-3703434_1280

私が子供のころ、蜂蜜と言えば、祖父が趣味で作っていた自家製蜂蜜がスタンダードでした。

アカシア蜂蜜の繊細な色と味、コクのある味と琥珀色のレンゲ蜂蜜、夏ミカン蜂蜜の爽やかさ。

季節と咲く花によって蜜の色も香りも味もちがう、集めてくれた蜂の宝物を分けてもらうような気持ちでした。


祖父が亡くなり、初めて買った蜂蜜を食べた時の衝撃は、今でも忘れません。

色も味も香りもなく、水飴の味・・・。


それ以降、あまり蜂蜜を買うことはなくなりました。

ヨーロッパに来るまでは。



フランスでの出会い
honey-166400_1280

フランスで暮らし始めたある日、買い物に行き、何気なく手に取った蜂蜜。

ごく普通のスーパーにある、手ごろな値段の物でした。

でも、買って帰り、食べた瞬間に、プルーストの「失われた時を求めて」の中のマドレーヌのように、幼い日の思い出が駆け巡ったのです。


それから、次々と色々な種類を試したのは言うまでもありません。

それ以来、旅行に出かけるたびに、おいしそうな蜂蜜がないか探すのが楽しみになりました。

今住んでいる国も、フランスとはまた違って、松の蜂蜜など寒い国ならではのものがありますし、ギリシャならタイムの蜂蜜もおすすめです。

岩場の海風の強い過酷な乾燥地帯でも、地面に張り付くようにけなげに咲いている野生のタイムの花から採れた蜂蜜は、すっきりしているのに濃厚な味わいで、水気がない大地で育った植物の花らしく、香りが凝縮されています。


はちみつの使い方

みなさんははちみつというと、どんな風に使いますか?

飲み物に入れたり、ヨーグルトなどのデザートにかけたり、というところでしょうか。


ヨーロッパでももちろん飲み物に入れたり、デザートに使いますが、フランスでは主に朝食に、パンに塗って食べます。

そのほかにもお菓子やお料理に使ったり。


私も、今年のクリスマスの七面鳥のグリルのソースと、前菜のドレッシングに隠し味として使いました。

疲れた時は、ハーブティーに入れて。

整腸作用もあるので、体調を整えるのには理想的です。

風邪をひいた時の蜂蜜入りレモンドリンクは、日本でもおなじみですね。

それ以外にも、私が小さい時は、口内炎や喉が痛い時に塗ったり、唇が荒れた時に塗ったりしていましたが、フランスでも同じように魔法の薬として使うようです。


タイムやラヴェンダーの蜂蜜は、軽い火傷の時に塗ると効くとか。

また、糖尿病の患者さんに、病院で砂糖の代替品として使うようにという指示がでることもあるようです。

そのほかにも、フランス女性は蜂蜜とヨーグルトを混ぜてパックをするようです。

なんだかおいしそうで、顔に塗るのがもったいないような気もしますが・・・。

昔からある、おばあちゃんの知恵、という感じですね。


いいことづくめの蜂蜜ですが、くれぐれも乳幼児には蜂蜜をあげないでくださいね。

今年も事故がありましたよね。気を付けましょう。


パリのミツバチ
honey-bees-326337_1280

フランスに住んでいる方ならご存知だとは思いますが、この数年、フランスの養蜂家は大変な事続きでした。

とある有名なチョコレート菓子を作っている工場の近くのミツバチたちが、チョコのコーティングの砂糖入りの青い蜜を作ってしまい、売り物にならなくなってしまったり、中国からのスズメバチに壊滅状態にされてしまったり、(これはフランスにかぎりませんが)原因不明の病気でミツバチが全滅してしまったり。

自然と生き物が相手のお仕事ですから、どうすることもできないこともあるのですが、やりきれない気持ちでいっぱいです。

私の住んでいる国でも、一時お店から蜂蜜が姿を消した時期もありました。


年々、田舎で蜂たちが暮らしにくくなる中、パリではあちこちに巣箱を設置し、ミツバチたちは新たな住処を見つけました。


パリの中心部の街中の暮らしは、蜂にとってあまり居心地がよくないのでは?と思うかもしれません。

でも、農薬散布が頻繁にある農村部と違い、農薬が使われていない花壇の花などが豊富にあるので、実は快適なようです。


日頃からオーガニック食品を好み、健康に気を使っている私の友人も、パリ市の主催する養蜂研修を受け、同じく受講生の地域の人たちと一緒に養蜂を楽しんでいました。

日本でもそういう研修があったら、参加者は多いのではないでしょうか。



私は養蜂家でもありませんし、専門家でもありませんが、小さい時から蜂蜜は万能薬として、身近な食べ物として使ってきました。

日本でも一時ローヤルゼリーが流行った時期もありましたが、蜂蜜は影が薄いな、という感じがします。


私が紹介した以上に、蜂蜜にはもっと色々な使い方があります。

自然食、健康食として、薬を使う前に蜂蜜を使ったり、サプリの代わりに蜂蜜を使ってみたりしてはいかがですか。

もし、「こんな使い方もあるよ!」というご意見があれば、是非教えてくださいね。


ランキング参加してます。応援お願いします。
にほんブログ村

ヨーロッパ(海外生活・情報)ランキング


更新通知がLINEに届きます。




このエントリーをはてなブックマークに追加

christmas-3884563_1280 (1)


こんにちは。Mimiです。

みなさんはヨーロッパでクリスマスを迎えたことがありますか?

クリスマスマーケットや各家庭の飾りつけなど、日本とは趣が違いますよね。

イルミネーションやデコレーションの美しいこの時期、暗くて寒いヨーロッパの冬の街が華やぎます。

今回は、クリスマスを中心に、12月の伝統行事をお伝えしたいと思います。



1.クリスマスって何?

christmas-crib-figures-1060026_1280 (1)

皆さんもご存知の通り、クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝うためのお祭りです。

ヨーロッパでの祝日は12月25日ですが、24日の午後よりお祝いが始まるのが一般的です。

そのため、お店は全部お昼過ぎに閉まってしまい、街はガランとしてしまいます。

旅行中なら、空いているレストランを探すのも大変です。

クリスマスディナーやイベントでごった返す日本の街とは対照的です。


人々は家族とクリスマスを迎えたり、ミサにでかけたりするために、仕事のある一部の人を除き、家へと急ぎます。

さて、日本のクリスマスでも欠かせないクリスマスツリーは、ドイツが発祥の地と言われていて、世界一高いツリーはドルトムントにあります。

私も一度見に行きましたが、あまりに高くて、少し離れたところからでないと見えませんでした。


近年では、ヨーロッパ各国でクリスマスツリーもたくさん見かけますが、伝統的にはキリスト生誕の物語を表現した置物を飾るのが一般的でした。



2.どんなことをするの?

christmas-tree-3881255_1280 (1)

日本だと、カップルで過ごすイメージがありますが、こちらでは違います。

普段仕事などで離れている家族が集まり、家庭で一緒にごちそうを食べる、日本でいうお正月のようなかんじです。


もちろん、ミサにでかける人たちもいます。

でも、現在のヨーロッパでは、洗礼を受けていても実際に教会に通う人は少なくなってきています。

ただ、このクリスマスのミサに関しては、年中行事として、普段は教会に行かない人も例外的に行く場合もあるようです。

プレゼント交換は、地域や家族によって違いますが、家族間で年齢に関係なく交換することが多いようです。

もちろん、子供達にはサンタクロースからのプレゼントもあります。

スペインなどでは、悪い子たちにプレゼントの代わりに炭をあげるそうです。

私もスペイン人の友人から、お砂糖でできた炭をもらいました・・・。
 



3. クリスマスのお料理

christmas-stollen-1768904_1280 (1)

日本だとローストチキンとデコレーションケーキというのが定番ですが、ヨーロッパでは国によって様々です。

フランスでは七面鳥や去勢した雄鶏がメインで、デザートは日本でもよく知られた切り株型のケーキ、ビュッシュ・ド・ノエル。

ドイツではメインに雁のローストや魚のフライにジャガイモサラダ、そして最近日本でもよく見かけるシュトーレン。

イタリアではパネットーネが有名ですね。

この時期、イタリアのパン屋さんには天井まで高く積み上げられています。

崩れ落ちたりしないのか、どうやって取るのか、少し気になりました。


ここでは全部はご紹介しませんが、もちろん、他の国でも、それぞれのお料理やお菓子があります。



4.聖ニコラウス祭って何?

nuts-3853208_1280 (3)

ヨーロッパ各地では、12月上旬に、聖ニコラウスのお祭りがあります。

現在のサンタクロースの原型で、オランダ発祥と言われているこのお祭りは、オランダでは5日、ベルギーではやドイツでは6日に祝います。

フランスではあまり一般的ではありませんが、ドイツやベルギーとの国境地帯は、地理的・歴史的背景により、その日をお祝いします。

クリスマスと違い、この日は休日ではありません。

お祭りは主に子供たちが中心ですが、大人たちも特別な日としてごちそうを食べたりもします。

ドイツでは、寒い中バーベキューパーティーをしている人たちもいました。



5. プレゼントはもらえるの?


star-1099846_1280

子供たちは、一年間お利口にしていたご褒美に、ニコラウスからプレゼントをもらいます。

ドイツでよく配られるものは、クルミやヘーゼルナッツやチョコレート、ベルギーではスペキュロス(スパイス入りのクッキー)、フランスではキャンディーやチョコレート。

そして、忘れてはならないのが、ニコラウスを型どった甘いパン。

ドイツ語では地方によりベックマン(Weckmann)、またはステュテンケール(Stutenkerl)などと呼ばれ、フランス語ではマネル(manelle)、またはマナラ(Manalas)またはコキーユ(Coquille)と呼ばれます。

毎年この時期になると、パン屋さんのショーケースにずらりと並びます。

また、このパンは、地方によっては11月11日の聖マーティン(マルチヌス)のお祭りの後に配られたりもします。



一年で一番日照時間の少ない12月。


朝真っ暗な中を通勤や通学に出かけ、暗くなってから帰宅する毎日。

ヨーロッパに住んでいると、この時期気持ちが沈みがちになる人が多いのも納得です。

でも、色々と行事があることによって楽しく過ごせます。

宗教的な意味だけでなく、ひょっとすると、冬を乗り切るための、昔の人の知恵でもあったのかもしれませんね。


最後まで読んでくださってありがとうございます。

これからも、ヨーロッパについて行事やニュースについて書いていきます。

どうぞ、応援してくださいね。


ランキング参加してます。応援お願いします。
にほんブログ村 

ヨーロッパ(海外生活・情報)ランキング


更新通知がLINEに届きます。




このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ