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みなさんは、フランス語を習ったことがありますか?

フランス語の数字では、うちの子もちょっと苦労しました。
というのも、

「60」(soixante)
「70」が「60」と「10」(soixante-dix)
「71」が「60」と「11」  (soixante-onze)

などとなるだけでも混乱するのに、

「80」が「4」(かける)「20」(quatre-vings)

「81」が「4」「20」「1」(quatre-ving-un)

となり、90と91に至っては、なんと、

「4」「20」「10」=90 (quatre-ving-dix)

「4」「20」「11」=91 (quatre-ving-onze)


となるためです。
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私も、遠い昔、自分がフランス語を習った時のことを思い出しましたが、なんでこんなにめんどくさいのかと、なかなか覚えられずイライラした記憶があります。

子供が覚えられなくても無理はないと、理解が示せるので逆にネイティブスピーカーでないほうが、子供の目線で教えられるからいいな、とかも思ったものです。

そして、昨日は、私が数字がわからなくて呆然としてしまったのです。

と言っても、数字をわすれたとかではなく、久しぶりにベルギー人と電話で話していた際に、ある数字を言われ、頭の中が真っ白になってしまったのです。

「ノノント」???

そうなんですベルギー人はフランス語を話しても、フランスのフランス語と違う表現もあるのです。

ベルギーの言語について興味のある方は、こちらの「ベルギー人と言葉」もどうぞ。

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例えば、私が一瞬わからなかった「ノノント」はベルギーのフランス語で「90」ですが、フランスのフランス語では上述のように「4」「20」「10」つまり「キャトル=ヴァン=ディス」と発音するのです。

フランスの表現より、より簡単で、規則的なので、外国人にはベルギーのフランス語の数のほうが覚えやすいぐらいです。

ベルギー滞在中は毎日聞いていたため、すぐに理解できていたのに、あれから月日が流れ、すっかり忘れていたため、とっさに反応できず思わず「すみません、わかりません。」と口走ってしまったのです。

通話の相手は、おそらくフラマン語が母語と思われますが、すぐにフランス式に言い直してくれました。ちょっと申し訳ないな、と思いながらメモを取りました。

日本はいくら方言が多様といっても、さすがに数字が違うということはありません。

ふと、もしも、どこか他の国で日本語を使っている国があったらどんな感じかな?と考えてしまいました。

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