みなさん、こんにちは。

前回はドイツの散歩風景について書いてみました。

今日は、オランダとドイツ、そしてフランス、特にパリジャンとパリジャンヌの歩き方について、書いてみたいと思います。

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オランダ人の歩き方

オランダで驚いたことは、女性でも歩き方が男前。
なんて言ったら、オランダ人女性に怒られてしまうかもしれませんが、カチっとしたタイプのシンプルなスーツを着て、大股で胸を張って颯爽とハイヒールで闊歩する女性達は「かっこいい!」の一言です。

ドイツ人はゆっくり

ドイツに引っ越して、とても驚いたことは、ドイツ人がオランダやフランスと違い、とてもゆったり歩くことでした。

また、横に広がって歩くことにも驚きました。

背も高く体格もいいドイツ人が並んで歩いていると、日本人の私にとっては、壁が立ちはだかっているように感じたものです。

せかせかと歩いている人は、駅などでもあまり見かけません。

日本でもおなじみのブランドなどの、足のことを考えた靴や、スニーカーが多いところも、ドイツらしいところです。

パリの人はTGV?

フランスの別の街からパリに出てきたころ、自分では割と速足で歩いているつもりなのに、いきなり追い抜かされる、ということが時々ありました。

しかも、日本であるように「いかにも急いでます!」というかんじではなく、颯爽と、時にエレガントに。
最初は「今の人、ずいぶん速かったな~。急いでるのかな?」ぐらいだったのですが、何度も同じことがあるとさすがに、自分が歩くのが遅くなったような気が・・・。

でも、日本に帰ると「歩くの速いね~。」とか、「姿勢よくなったね。」と言われ、やはり、自分ではなく、パリジャン・パリジェンヌが速足なことが判明。

ある時、久しぶりに元住んでいた街に戻ると、ゆったりした空気が流れていて、パリのテンポの速さを再認識したのでした。

その後、引っ越した先の別の都市も、歩くペースはもっとゆったり。やっぱり、パリの人はTGVでした。(注:TGVはフランスの高速鉄道)


海外では走らない!
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以前に、日本に初めて来たフランス人の人が「どうして日本人は、すぐに走るの?逃げてるのかと思って、ドキッとする。」と言われて驚いたことがありますが、確かに、ヨーロッパの人は、よほどのことがない限り、街中では走りません。

パリの街中で走る人は、スリやひったくりと間違えられても仕方ありません。

くれぐれも、むやみに走って、周りの人に誤解されないように。

急がなくてすむように、時間には余裕をもって行動しましょう。

また、石畳が多いヨーロッパでは、慣れていないと、あまり速足で歩くと、足をくじいたり、痛めたりすることがあります。

旅行に来られる場合は、ハイヒールや、底の薄い靴はなるべくさけ、厚底の、履きなれた靴を履いて、足のトラブルを避けましょう。


ヨーロッパでは、お隣同士の国でも、それぞれの国の特性が表れています。歩き方一つでも、国が変わると違います。

国民性が歩き方ひとつにも表れるのです。

これからも、色々なヨーロッパの国の、色々な事をお伝えしていきますので、応援してくださいね。


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